キツネをめぐる冒険

英語圏で SHINee を追いかける和訳アーカイブ

キー、ソロアルバム FACE 発売 ショーケース書き起こし

おはようございます(北米は朝の5時)。キーくんのアルバム出ましたね。蓋を開けたら、ジャケットは赤じゃなくて、これまたテミン&ジョンヒョンと調和する色合い! 

 

そして、タイトル曲がすばらしい。

 

実はたったいま !t Live でファン向けショーケースのライブ放送中なんですが、すでにプレス向けショーケースは終了していて、書き起こししてくださった方がいるので、以下メモっておきます。

 

正確ではないかもしれませんが、各種記事で出ているものよりは情報が多いので訳しておきます。ざっくり受け止めていただけたら。ツイートはスレッド形式で長く続いています。(追記11/27 青色のところ、誤訳があり書き換えました)

 

f:id:littleprincesfox:20181126200412j:plainこちらには司会でテヨン姉さんが登場。キーくんの長手袋(Good, Good衣装)かわいい!

 

 

 

181126 SHINee KEY FACE Media Showcase メディア向けショーケース

「[デビューは]いまがそのときだと思ったんです。いまいろんな方がカムバックされていて大変な時期なんですが、それでも自分の音楽をみなさんにお見せすることのほうが大事だと考えました。アルバムは1年前から、SHINee のプロモーション活動のかたわら、ゆっくりと制作を進めました」


「もっと早くにソロデビューしていたら、急いでいたかもしれません。音楽を作るのも、ステージも準備するのも、じっくりやりたかったんです。自分にとって一番いい時を待っているうちに、結果として10年が経っていたということです」


「ぼくのアルバムが出るまでなぜこんなに時間がかかったかというと、簡単に諦められない大事なプロジェクトがほかにたくさんあったからです」


SHINee のときとは違った自分をお見せできると思います。とくにEDMジャンルに挑戦しているので、ふだんのぼくとは違った姿をご覧になれると思います」


「アルバム Face にはSkrillex, Valentino Khan, Kenzie, LDN Noise, Rice n' Peas, Adrian Mckinnon, TAK, IMLAY, などの方たちがプロデューサーとして参加しています」


「Honest ― この曲はずいぶん前からデモを持っていました。アルバムの準備段階のはじめのころ、最初に選んだ曲です。雰囲気が本当に気に入ったんです」


「Chemicals (Skrillex & Valentino Khanプロデュース) ― ぼくはこんなこともできるんだっていうことをお見せしたかった曲」


SHINeeのメンバーたちはたくさん応援してくれました。テミンさんとは特によく話しました。たったいま日本で同じようにソロ活動をしていますから。『違った魅力がたくさんあるからすごくいいと思う』と言ってくれました。それから『後悔がないように、なんでも自分がやりたいことは全部やってね』とも。テミンさんはソロ・アーティストとしては先輩なので、彼が言わんとしていることは伝わってきました」


「タイトル曲の”센 척 안 해 (One of Those Nights)”という題を聞いただけで、 これが激しいダンスソングだなとわかっていただけると思います。でも歌詞は悲しいんです。悲しみを認めて、それに打ち勝ちなさいと言われてしまう誰かのことを歌っています。そう言ってくる人たちは大丈夫なふりをしているだけなんだっていう


SHINee のアルバムだったら、レコーディングを2時間もすれば長い方です。でもソロアルバムは最低3時間かかります。いろんなことを考えなきゃならないので。くらくらしますよ(【テヨン】レコーディングしながら、なにか食べて!)…次は血糖値が落ちないようにします」


SHINee の10年は早かったようでもあり長かったようでもあり。でも後悔はほんとありません。その期間はぼくにとって意味があって、それなしにいろんなソロ活動がこんなにできるようになったとは思えないんです。SHINee はすごく大事でかけがえがない。離れることができないグループなんです

 

「[タイトル曲でフィーチャーしている]Crushさんはものすごく仲良しの友達というわけじゃないんですが、SMのアーティストをフィーチャーしたくなくて、ユニークな感じがほしかったんですね。それで『デュエットっぽくならない男性歌手って誰だろう』って考えて、ヒップホップぽい雰囲気をお持ちのCrushさんと仕事することになりました」


「[I Will Fightの]Vinxenさんとは強いネットワークがあるわけじゃなかったんですが、ラップがほんとうに素晴らしくて、こちらから先方の会社にご連絡差し上げたら、幸い受けてくださって。とてもシャイな方で。お願いしたのはVinxenさんのリリックがいつも深いからなんです。いいものができたので感謝しています」


「FACE には『直面する(面と向かう)』という意味もあるし『人の顔』という意味もあります。FACEというタイトルを選んだのは、ぼくの突進する(表に出ていく)性格に合ってると思ったからです。テミンのACE, ジョンヒョンのBASEの例にならう(まねをする)かという点については、「そうすべきか、すべきじゃないのか」ということすら考えませんでした。それが正しいとしか思っていなかったので」

 

「SMは作曲家キャンプで曲を一気にたくさん作るんですね。ぼくのことを念頭に置いてかかれた曲もあればそうでないものもあります。SMの仕組みでは、ぼくに合いそうな曲をかけて、ぼくの意見を聞きます。会議で選びます」

 

「昔は結果を出さなきゃとかランキングを気にしていたんですが、今は、いろんな活動で忙しいときでも、[音楽やステージの]準備のために一生懸命働くことが、ぼくには苦にならないということをお見せできれば十分です。ぼくにはそれができるんだって。そして、みなさんがそれを楽しんでくださるのが一番なんです」

 

「[One of Those Nightsでは]ありがちなMVのフォーマットをとにかく避けたくて模索しました。ドラマチックな場面や日常の場面を入れて。楽曲にあわせて前の曲[Forever Yours]とは違ったカラーをもたせました。パフォーマンスも情熱的なものになっています」


「本当は別の曲が入る予定だったんですが、作曲家の都合で入らなくなったんです。そういうことっていつもありますよね? それで "미워 (The Duty of Love)" を書くことになったんです」


「アルバムのテーマとかカラーは自分ではよくわかりません。[コンセプトではなく]自分が好きかどうかで曲を選びましたから。『ぼくはソロでこのジャンルをやる』といったことより、良いアーティストはあらゆるジャンルを自分の色に染めることができると思っているので」


以上

 

ちなみに各トラックの音楽的ジャンルはこんなふうに説明されているそうです。
いつも不思議に思うんですが、K-POPってこうやって高級レストランのお品書きみたいにトラックのジャンルを事前説明してくれることが多いですよね。

 

  1. One of Those Nights ーR&B+acoustic guitar+house rhythm
  2. Good Good ー Rock punk
  3. Honest ― Electropop
  4. Forever Yours ー Tropical house
  5. Imagine ― Complextro nu disco
  6. Chemicals ーTrap EDM
  7. I Will Fight* ーR&B ballad
  8. Easy to Love* ーHouse R&B
  9. Duty of Love* ーPop rock
  10. This Life* ーProgressive house [ ソース]  
    *Lyrics written by KEY

 

 

 

一応日本語記事も。

 

"ソロの先輩"テミンも今日は千秋楽ですね。昨日東京でハートを交わしあったふたり。

 

そして今日のファン向けショーケースは20分過ぎに、ミノ氏がキーくんの舞台袖にいるって分かって、ちょっと出てきましたね。

ミノって本当に温かい人なんだな。再生回数稼ぐために舞台袖でストリーミングしながら見守ってたって。ジョンくんのことも思い出す。

 

 

追記: 以下、ミノが一瞬登場したファン向けショーケースもメモしておきます。こちらも抜けはたくさんあるので、話半分で。

 

181126 SHINee Key FACE Showcase ファン向け [ソース

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[司会はシャヲルお笑い女優ジスンさん]

ぼくずっと「ぼくはソロシンガーなんだ……新人歌手だ……」って言ってるんですけど、正直言うと、また新曲を出してるのと感覚は変わらないです。SHINee が Good Evening でカムバックしたのと似ています。

[Forever Yoursの掛け声をジスンさんがする。ソユの名前も入っていて良い!と]

不思議なのは、ファンの掛け声で、みんなソユのことはみんなステージネームで呼ぶのに、ぼくは[キーじゃなくてキボムと]本名で呼ぶんですよ。
ジスン そりゃ、みんなあなただけ特別だと思ってるのよ。
キー ソユがいてくれたのは本当に助かりました。楽屋にいても……ゲームしたりとか……「ごはん食べた?」「まだだよ、食べに行こう!」とか。
ジスン ほんとのきょうだいみたいね。

[ミノが登場。舞台袖でキーの新アルバムをストリーミング=応援しながら見ていたらしい。]

[メンバーについて]

テミンくんはいつもこんなじゃないのに、ネットからGongjindan[漢方薬]を贈ってきてくれて。オニュさんはぼくの曲たくさん聞いてるよって。

[メンバーにメッセージは?と訊かれて]

みんなに会いたいよ、恋しいよ。近いうちに会って話そう。テミン、早く韓国に戻っておいで。ありがとう〜!

[衣装について]

この服[上の写真と同じ透けた黒の]実はToheartのときに着たもので。ふつうは露出の高い服は着ないんですけど、まぁ私物だし、いいかって。

[FACEのアルバムジャケットについて]

ジスン あなたのお顔を見せないと
キー ううん、いいんです
ジスン でもFACEってタイトルなのにお顔が出てないって、いいのかしら
キー それで見えてないほうがかえっておもしろいと思ったの

[そばかすについて]

なんかやったことがないことをしたいと思って。髪の毛はいじりまくったし、レンズもたくさんはめたし、ヘアバンドも。服装は主張が強いけど、ぼくのスタイルとしては「おしゃれな服を着た、どこにでもいる外国の子ども」って感じなので[それでそばかすをつけました]

[プレス向けショーケースではやらなかった"Chemicals"をパフォーマンス。ほかに披露したのは "One of Those Night""Good Good"]


[映像ーMV撮影風景]

キー クラッシュが歩くと、見えてないふりしなきゃならないんだけど、デュエットしてると難しくて。どうしても視線がそっちにいっちゃう。
クラッシュ 地下鉄のシーンはうまくいったんですけど、悲しい気持ちを演じるのが難しかったんですよ。悲しい顔をしなきゃいけないんですけど、まわりの人たちがみんなすっごく楽しそうで。友達と盛り上がってて。楽しくなる気持ちを抑えるのが正直大変でした。でもおもしろい体験でした。
キー ぼくの地下鉄シーンなんか、ほとんどクラブ風景だもん……[二人大笑い]とにかくおもしろかったです。いっしょに仕事できて光栄でした。

 

ジスン じゃあそろそろ…
キー ジスンさん、あぁ シャヲル、あぁ [ちょっと感極まる]
ジスン わたしはキボムの母ですから。まぁまぁ、うちのベイビーがこんなに立派になって。母さんはお金がないから何も贈ってやれないけど、それで、かわりにテミンが贈ってくれたのよ。

 

おしまい。

 

キーくん聞きながら、今週もがんばりましょう!