キツネをめぐる冒険

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SHINee キー、デビューソロ・アルバム FACE と R&B シングル 'One of Those Nights' feat. Crush をリリース - MV紹介『ビルボードUSA』181126

キーくんの FACEiTunes Japan のアルバムチャートで1位になってますね〜。しかも本人の敬愛するクイーン「ボヘミアン・ラプソディ」(サントラ版)のすぐ上っていう。予想をはるかに超えた良いアルバムだからこそ、こうやって運命を連れてくるんだと思う。

今日は韓国語がろくにわからないまま、アルバムをぐるぐる聞いていて、それもすっばらしい朝だったんですけど、たまたまTwitter で流れてきた "I Will Fight" の歌詞(キー作)の英訳を見てしまったら、みっともないくらい泣き崩れてしまって。というかわたしのタイムライン、泣いてる人だらけだった……。音だけで素晴らしかったけど、意味を知ったらもう心から消せない。だけど、ぜんぜんいやな意味じゃなくて、もっと深く強く刻まれて。

この方の和訳がすばらしかったので、ぜひ読んで下さい。

[和訳]KEY | I Will Fight (Feat. VINXEN) 歌詞 | ひとりごと。好きなこと。

"You & I" "Our Page" "Countless" あたりと全部つながってますね。

 


キーくん、ヌッパン放送(リプレイはここ)で、ファンから「(東京の最終公演で)テミンが泣いたんだよ」って教えられて「涙もろくなったね。でも本当によくがんばったよ」って母の顔になってたけど、テミンもキーくんも、この一年の重さをいちばん感じながら、こんなに素晴らしい作品を作ってきたんですよね。なんてすごい人たちなんだろう。

 

キーのソロ・デビューに関してはおなじみ『ビルボード』誌でもなんと動画ニュース付きで速報が配信されています(SHINee でもなかったことだよ)。われらがキム・キボム氏が日本の iTunes チャートを制覇しためでたき日を記念して、ちょっと訳してみますね。

 

 

 

SHINee キー、デビューソロ・アルバム FACER&B シングル "One of Those Nights" feat. Crush をリリース - MV紹介

テイマー・ハーマン『ビルボードUSA(K-Town)』11/26/18

https://www.billboard.com/files/media/Key-Crush-One-of-those-nights-2018-billboard-1548.jpg

ニュース動画


しゃべってる内容は記事をだいたいまとめただけですが「すっごくいいよね」と言ってるのがカワイイ。

K-POPスター、キー(キム・キボム)がボーイバンド SHINee のメンバーとしてスタートを切ってから10年になる。この韓国を代表する人気歌手、俳優、TVパーソナリティは今日(11月26日)発売の自身初となるソロ・アルバム FACE で新たな面を見せている。

SHINee からは三人目のソロアーティストとなるキーは、FACE のほとんどのトラックでファンキーなエレクトロ・ポップを採用している。だが、アルバムの幕を開けるのは心をかき乱すようなオルタナティブ R&B シングル “One of Those Nights” だ。この、Crush とのデュエット曲はリズミカルなクラップ音と柔らかな弦にあわせてキーがセンチメンタルに歌い、二番目のヴァース[Bメロ]でファルセットに転じたかと思うと、ビートがドロップし、Crush の声とともにクセになりそうなダンスブレイクが一気に弾ける。そこから先は、二人のヴォーカルが豊かなハウスビートに乗ってたがいを追い越し、追い越されていく。

このシングル曲とともにリリースされたミュージック・ビデオでは、キーが愛する女性を思い焦がれ、メランコリックに考えを巡らせている様子が描かれる。森から地下鉄車両まで、さまざまな場所を舞台にした映像は、雰囲気のある独特なライティングに彩られている。そのどの場面でも、SHINee メンバーのキーは見事なダンスを見せるが、圧巻は雨が降りしきるなか、キーとバックダンサーが床を使った芸術的な振り付けを見せつけるシーンだろう。

 

“One of Those Nights” で始まる10曲入りLPは懐かしいヴァイブに満たされている。たとえば “Honest” の昔のテレビゲームのようなピピッというシンセ音。"Good Good” のグルーヴィーでパンクロック的な楽器パート。"Imagine" のディストーションがかかったダフトパンク風コーラス。このアルバムは、始まりから終わりまで、キーというアーティストの多彩な音色と趣味をショーケースするものだ。そして結末を飾る自省的な内容の “This Life” は、伝えられるところによれば、仕事をやめてしまいたくなる気持ち――キー自身は音楽をやめるつもりはないのでご心配なく――と、過去十年のキャリアをふりかえった想いに基づいているとされる。

リリースに先立って、ファンはすでに FACE 収録の二曲に親しんでいた。ソユをフィーチャーした先行シングル “Forever Yours” と、Skrillex [後述]が共作したドラマチックな EDMトラック “Chemicals” だ。後者は今年10月のソウル・ファッション・ウィークで披露された曲である。

2018年はキーにとって多忙な一年だった。所属グループ SHINee とともに何枚もアルバムをリリースし、7月には Years & Years “If You’re Over Me” のリミックス版にフィーチャーされた。SHINee はその最新作 The Story of Light 三部作EPシリーズでビルボード・ワールド・チャート最高4位を記録している。

 

 

 

++++++++++以上++++++++++

 

 

実はリリース直前から今回のキーくんのアルバムに「スクリレックス Skrillex が参加してるらしい」って分かって、まわりがザワザワしていたのですが、最初ピンと来なかったんですよね。単に無知で。でもこれ作った人だった ↓   そりゃ騒ぐわ。

なんたって、この曲の再生回数10億回ですから……。我が家でもたぶん100回以上かけてる

 

このJBを聞いてからキーさんの "Chemicals" 聞くと味わい深いので、ぜひお試し下さい。スクリレックスフジロックにも参加してるみたいだし、宇多田ヒカルとのコラボも発表になってるので、これからまた親しみがぐんと湧いてきそうです。おもにキーさんを通じて。宇多田ヒカルの作品が出たあかつきには「これ、うちのキーさんがお世話になった人」って言いそうな自分が今からウザい。全力で自粛したい。

 

 

 

 

キーくんが一位になった歓喜のスクショ、貼り付けます(ファンだから

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キー、クイーン、クイーンっていう美しい風景が日本の歴史に刻まれた瞬間。キーくんの "Good Good" はクイーンの "Radio Ga Ga" へのオマージュが入ってる気がするのはわたしだけですか。

 

 

※ラジオで限定放送されたというタイトル曲 "One of Those Nights" のピアノバージョン。すばらしいのでご一聴を。

 

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それではおやすみなさい(なぜおててがそこに行くのか。衝撃の可愛さに二度見)

 

 

 

 

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